太極拳・八卦掌教室について
当会は武当派を支える三つの柱、「養生」「護身」「機能美」を軸に
カラダのしくみを理解し、それぞれのライフステージにあった心身の調整を行い
はじめての方にも優しく、頭と身体を動かすことの喜びをお伝えします。



養生
健康・体質改善、ダイエット
眼は明るく、身体は軽く、歩みは早く、高齢になっても、2、30代のような若々しさを保つことを目指します。
護身
身体を知り、身を守る
道士達が獣や山賊から身を守るために修煉した武当派の功法、用法を通じ、身を守る術を学んでいきます。
機能美
より強く、美しく
武当派に伝わる各拳械(拳法、武器術)の身法(身体の使い方)、用法を通して機能的に動くことを学び、意識改革と芸術性を追求します。

クラスについて
太極拳・八卦掌を通して自身を見つめ直したい方、さまざまな技術を学びたい方
より強く鍛えたい方
それぞれのライフステージや目的にあわせたコースをご用意しています。



太極拳クラス
健康・体質改善
太極拳を通して、自身の身体を見つめ直し、身体のゆがみや、偏った筋肉を整え
全身を回して内臓を刺激することで
体質改善や健康を目的としたコースです。
また、瞑想を通して心身のバランスを調整し、より健康的な身体を手に入れます。
八卦掌クラス
体質改善・護身術
走圏と呼ばれる「歩く」練習を基本とし、「回る」「捻る」といった動作を途切れることなく行う八卦掌は、太極拳よりも運動量が多く体質改善や、護身を目的としたコースです。「回る」練習に特徴のある当会の八卦掌は バランス感覚・動体視力の強化にも役立ちます。
武当拳クラス
武当派技術・理論総合
武当三豊自然派ならびに傅振嵩伝八卦掌・武当傅家拳の修煉を本来の教学方法で行う、次世代への伝承を目的とした伝統班。
「師がその日教えるものを教わる」という指導をするため、教授す る内容はその都度変わっていきます。拳套機械、功法、理論など総合的に学習します。

武当武学研究会 代表
浪岡 大輔
傅振嵩伝八卦掌・武当傅家拳 第四代
武当三豊自然派 第二十七代
武当玄武派 第十六代 伝人
1981年北海道生まれ
高校から大学にかけて、少林寺拳法、太極拳、八極拳を、留学中に孫家拳、意拳を学ぶ。
06年~11年末まで広東省広州市に在住し、傅文龍師父に師事。
07~08年、11年に広州市、広東省の大会に出場し、金銀各賞受賞。
12年~15年 一時帰国
15年~18年 再び広州市へ。傅文龍師父より全伝を授けられ、「傅佑武」の名をいただく。師兄弟への指導を手伝いながら、先師傅振嵩の学んだ門派を研究するため深圳市にて武当三豊自然派、王平師父に師事する。
2018年11月 帰国。2020年〜武当剣術の源流を探るため、関連する日本の剣術を学ぶ。2023年6月より再び中国へ。蘇州市在住
師承
恩師紹介

傅文龍
傅振嵩伝八卦掌・武当傅家拳第三代伝人。広東省広州市在住。現、武当傅家拳同学会会長、前、広州武協武当拳会副会長。幼少より家伝の傅振嵩伝武術と摔跤を学び、父である二代目掌門人、傅永輝を助けて多くの学生に指導を行う。広東省、広州市などの武術大会への参加、受賞歴多数。教科書のように模範的な動きと、全く形を崩さずに運用される拳は同派の中で群を抜いている。広東省、香港、マカオから、主に東南アジア、オーストラリア、ドイツ、フランス、イタリア、アメリカなど海外へと広がっている同派の中にあって、傅勝龍、傅美蘭、傅美勤ら他傅姓の伝人と並んで同派を代表的する人物。
師承 傅振嵩→傅永輝→傅文龍→浪岡大輔(傅佑武)

王平
武当三豊自然派第二十六代、武当玄武派第十五代伝人。道号は風塵子。天津生まれ、遼寧省北鎮市に育つ。広東省深圳市在住。幼い頃から祖父王興元に武当派武術を習い、その後前後して武当派の張奇(自然派)、游玄徳(玄武派)、王韶君(自然派)に師事する。また、自然派第二十四代掌門人である劉煥軍より直接指導を受ける。10年間武当山において修煉に励み、その傍ら武当山功夫団として全国各地を巡遊する。武芸十八般全てに通じ、あらゆる拳械を神意(意識)の変化で自在に扱える数少ない武術家。特に武当剣においては入神の域に達しており、歌訣にある「神呼其神(神が其れを神と呼ぶ)」を体現しており、当代随一と評されている。
武当三豊自然派 師承
…劉妙元→楊信山→劉煥軍→張奇・王韶君→王平
→浪岡大輔
武当玄武派 師承
…王通聖→游玄德→王平→浪岡大輔
傅振嵩伝八卦掌・武当傅家拳
当会の武術について
傅振嵩伝八卦掌・武当傅家拳は、「虎将」「国術聖人」と呼ばれ、「五虎下江南」の1人であった武術家で元軍人の傅振嵩によって創始された門派(流派)です。
傅振嵩は八卦掌創始者、董海川の弟子であった賈鳳鳴(岐山)より八卦掌を、陳家太極拳の陳延熙より陳氏太極拳を、武当丹派、三豊自然派の宋唯一より武当派武術を学びました。また師、賈鳳鳴の薦めで董海川の再伝弟子である馬貴からも教えを受けました。
従軍していた頃から南京国術館で八卦掌の教師になり、広州へ移住するまでの7、8年の間に北京・天津・東北三省を往来し、孫家拳の孫禄堂、楊式太極拳の楊澄甫、程派八卦掌の程有功、八極拳の李書文、霍殿閣等と交流を重ねることによって現在の傅家拳の基になるものが形成されていきました。
広州に両広国術館が設立され、副館長として定住した後、自身の修めた八卦掌、太極拳、武当派武術と交流によって得られた技術をとりまとめ、傅式太極拳、傅式八卦掌、両儀拳、太極閃電掌などを編纂し、独自の門派を創始しました。
傅振嵩によって伝えられた各種拳套(型)、機械・兵器(武器術)の教授内容は膨大で、学習者によって教わった内容も異なっていました。そのため傅振嵩没後に弟子達が集まりお互いが学んだものを補完しあう動きが起こりました。彼等によって今日まで伝えられてきたものは、総じて「傅振嵩伝八卦掌」とか「傅式八卦掌」と呼ばれており、その伝承は広州、香港を中心に、華人、華僑により海外に広まっています。
一方、傅振嵩の長男である傅永輝が伝えたものは「武当傅家拳」と呼ばれています。二代目掌門人であった傅永輝は、父の残した門派の編纂作業をそのまま引き継ぎ散在していた練功法(練習方法)をまとめあげました。傅永輝は傅振嵩より受け継いだ武術の他に、青年時には父の命で孫禄堂、楊澄甫、李書文、霍殿閣、張宝豊といった武術名家に他門派を学ぶことで見識を広めていきました。
こうした経験を基に、易経の「太極生両儀、両儀生四象、四象生八卦」に照らし合わせる形で元々門存在していた太極拳・八卦掌類の他、新たに両儀拳を再編纂し、四象拳を制定。同四拳を中心とした門派の根幹となる部分が造られました。
身法においては腰と胯(股関節部分)の旋転から全身へと体中に螺旋を加え、捻る、回すといった運動と、背骨を伸ばす、縮めるといった運動を体系化することによって他の二代目とは一線を画する独自の風格をつくりました。加えて太極・両儀・四象・八卦四種にそれぞれの体質や練習度合いに応じた他の練功法を付け加え教授していくという体系を生みだし、今日の武当傅家拳となったのです。
当会で学べる内容は、代表の浪岡が傅振嵩本来の武術がいかなるものであったのか研究を進め、傅家拳に自然派の功法、理論を補完したものになります。
傅振嵩伝八卦掌・武当傅家拳 拳械
拳套
基本五路(功力拳、虎拳、豹拳、七星拳、連環拳)、八卦連環腿、八極拳(小架・大架)、形意拳(五行拳、八式、十二形拳、十八式)、傅氏太極拳(初級・易筋・旋腰)、孫式太極拳、両儀拳、四象拳、八卦掌(陰八卦、陽八卦、龍形掌)、八卦推手など
機械
殺敵刀、旋風刀、八卦刀、四面槍、梨花槍、太極剣、七星剣、飛龍剣、双龍剣、龍鳳双剣、斉眉棍など

武当三豊自然派
武当三豊自然派は太極拳創始伝説で知られる張三豊の弟子である邱玄靖、張玄清を祖師とし、武当山から遼寧省北鎮市にある医巫閭山とその周辺に伝えられ、現在まで約600年以上の歴史を持つ武当派武術です。
張三豊は遼東懿州(現在の遼寧省阜新市)の人で、宋代の人とも明代の人とも言われており、各地を遊歴した後、医巫閭山で3年に及ぶ修行を行ったとされています。
武術門派としての三豊自然派は、二十一代李元徳の時代に道家以外の民間武術と交流が盛んになったところからその名を知られることになります。二十二代劉妙元が医巫閭山へ移り住み、二十三代楊信山、二十四代劉煥軍、賈志学に至って徐々に遼寧省一帯へ広まりました。今は二十五代、二十六代、二十七代の伝人達が活躍する時代です。
同派の総譜には「伝承者は「法、侶、財、地、拳、功、薬、械」の八字を具え(通じ)、武術は徒手に関しては八卦掌を掌門拳術として、太極拳、五行拳(形意拳)を補助拳術とする」とあり、八卦掌が門派の核となっていることが垣間見えます。同派の八卦掌は武当山で修行した張野鶴が医巫閭山に滞在して伝えた丹派剣術のもので、飛龍剣と呼ばれる八卦剣を扱うための身体動作を学ぶためのものです。
自然派は八卦掌で論じられる「定」「活」「変」の理論を重要視しており、「門派は伝人によって内容が異なり、変化発展していくもの」という考えであることから、同世代でも変化の度合いによって伝える内容が異なっています。傅振嵩は同派の伝人であった宋唯一より学んだ功法や理論を自派設立の際に多く取り入れたと見られており、非常に関係性の深い門派です。
当会で学べるものは、二十四代劉煥軍から二十五代張奇、王韶君、二十六代王平と伝えられてきた自然派武術で、拳術と兵器をバランスよく学ぶことで「身辺万法、尊為我用(周りにあるものすべてが武器となる)」ことを目指します。
武当三豊自然派 拳械
拳套
武当太極拳(秘伝太極拳、三豊太極拳)、武当八卦掌(八大樁、八大圏、八大掌、連環掌)、形意拳(三体式、五行拳、五行八法、小連環、大連環)など
機械
短兵器(刀、剣)、長兵器(棍、槍、大刀)、軟兵器(鏈子鞭、麒麟鞭、流星錘)、奇門兵器(鉞、佛塵)など

当会八卦掌の特徴 回転について
円上を歩く走圏は八卦掌において核となる練習法ですが、武当三豊自然派に伝えられている武当丹派剣術が由来の剣形八卦掌には、「一圈是八卦,八卦即八步。八步並一步,專抄人後路。」という歌訣が伝わっています。最初は八歩で一つの円を歩くが、最終的には一歩で一つの円を回る「一歩一圏」を行い、自転して敵の後ろをとることが詠まれているのです。自然派ではその場で回転する技法を「半圏」「整圏」「満圏」といった分け方で繊細に教授します。また、これらを学んだ傅振嵩が伝えた八卦掌においても回転する技法は「旋風掌」「転旋風」という名前で呼ばれ重視されており、太極、両儀、四象、八卦といった中核となる拳術には必ず含まれています。
このことから当会の八卦掌は、諸派の中でも特に回転することを重要視しており、その場で回転する練習方法が数多く伝わっています。日常生活においては回転する練習を通してバランス感覚の向上、転倒防止や、乗り物酔いしなくなるなどの効果が期待できるだけでなく、全身の筋力維持や体質改善にも役立ちます。
当会でははじめは12~13歩で大きな円を歩くことから始め、徐々に円をせばめて八歩~四歩、回転動作へと繋げていき、無理のない範囲で身体が変わっていく様子を体感していただけます。
武当派を支える三つの柱、「三性」
「養生」:武当派は、道教の聖地、武当山において修行する道士達によって育まれてきた一派です。長寿であればあるほど道(タオ)をより理解し深めるための時間が作れるという理由から、道士は古くから外と内に「丹(不老長寿の薬)」を生成することを研究してきました。同派の特徴は、練拳を通じて自身の身体を炉に見立て、気血を燃やして内丹を煉成する(鍛錬を通じて健全な身体と精神を養う)ことを主とした門派であるところにあります。当会は各種静功、動功を通して80代になっても眼は明るく、身体は軽く、歩みは早く、30代のような若々しさを保つことを目標としています。
「護身」:道士達は山に生息する獰猛な獣や、文物を目当てとした山賊から身を守る必要があったことから武術的な側面が徐々に発達してゆきました。武当派では両親から与えられた体格や力、悟性の違いといった先天的なものを陰、修煉によって得られた後天的なものを陽とし、その両面を補い合いながら発達させていくこと、陰陽を合わせることで術として成立させることを旨としています。当会においても、先天的な力と後天的な技巧の二つを合わせて修煉していくよう、バランスのよい練習を行っていきます。
「機能美」:修煉を通して身につけられた動きは、音楽や絵画のように人の心を動かす芸術性を持っていなければなりません。また、ひとつひとつの動作には攻防、鍛錬など目的があり、理解した上で動かなければなりません。当会では武当派に伝わる各拳械(拳法、武器術)の身法(身体の使い方)、用法を通して機能的に動くことを目指し、その結果として何も知らない人が見ても感動を与え、何回でも見たいと思われるような動きを目指しています。

当会の方針
「改」と「変」
当会では伝承する二門派を個別に分けて教えるという方法をとっておりません。また「師から学んだものを変えずに教える」「古伝の型をそのまま伝える」といった教授もしておりません。習った時代背景、師についた時期、学習者自身の素質やバックボーン(過去に学習したものの蓄積)など、様々な要素によって伝承は絶えず変化していくもので、変わらないものは無いという、自然派が重視する「変」の考えを採用していることに基づくものです。
同派では「改」と「変」を厳密に区別しています。
「改」はそのまま、悪い部分を改めて変えることを意味し、「変」は常に学習者の成長に合わせて技は変化発展するものであるという考えです。
無暗やたらと形を変えるのではなく、姿勢や動作上の要求を崩すことなく絶えず変化していく方法を学んでいきます。
門派には型の中にいくつもの段階を設けているもの、精密な身体動作を型から導くものなど様々な方向性があります。傅振嵩伝武術は代を重ねるうちに型と招式ごとのパターン化された用法を保存し、応用は各人の才能や経験、研究成果に依る、という先師が学んだ理論からは徐々にかけ離れていきました。
当会では理論面において自然派の変化する考えとその功法を採用し、傅振嵩伝武術の中に自然派の功法が組み込まれ、自然派の中に傅振嵩伝武術も存在するように構成されています。

武当派武術の核となる理論
「定」「活」「変」
無窮の変化
一生二、二生三、三生万物(一は二を生み、二は三を生み、三は万物を生む)という道教哲学に基づき形成された武当派武術は、練習者に全ての拳械において「定」、「活」、「変」と呼ばれる三つの段階を経て変化することを求めます。
「定」
固定された考え方と形式で練拳する段階。具体的には決まった歩法、身法、架式で動き、変わることはありません。
「活」
歩法、身法、腿法、全身上下前後左右の動きを加えていく段階。定法で身に着けた形を深め、霊活さを身に着けます。
「変」
変化する段階。霊活な手、眼、身、法、歩が拳技となり、自在に技が次々と生まれ身体が動く、神、意、気の最も整った状態。
定が活を生み、活が変を生み、変が用を生む。変の段階に至って初めて理に沿って身体を動かせるようになり、攻防護身としての用を成すことができるのです。
各クラス詳細と料金



太極拳クラス
静坐 各種基本功 武当太極拳 傅氏太極拳(初級・易筋) 両儀拳 武当養生功(気功) 推手など
傅振嵩伝の太極拳類と、武当派の道士達が代々山で修煉してきた武当太極拳を指導いたします。易筋(身体を伸ばし整える)、旋腰(腰を中心とし、身体中を回して内臓を刺激する)、瞑想(心を落ち着かせ、「静」の状態を作る)、気功(気血の流れを活発化させる)が組み込まれており、普及している簡化や規定のものに比べ、より壮健な身体づくりが期待されます。
月謝6,000円/4回(週1回)
八卦掌クラス
各種転腰法 基本功 走圏 八大樁 八大圏 陰陽八卦 八大掌 連環掌 龍形掌など
傅振嵩伝八卦掌、並びに武当派(丹派、三豊自然派)に由来する武当八卦掌の学習を行います。走圏と呼ばれる「歩く」練習を基本とし、「回る」「捻る」といった動作を多用する八卦掌にあって、両派は特に「回る」ことへの練習に多くの時間を費やします。全身に大小の螺旋を作り出し、五臓六腑を整え、動体視力・バランス感覚の強化など、多方面での体質改善に効果があります。
月謝 6,000円/4回(週1回)
武当拳クラス 武当派総合
傅振嵩伝八卦掌・武当傅家拳 武当三豊自然派を中心とした武当武学研究クラス
伝統武術本来の教学方法で練習を行う伝統班。「師がその日教えるものを教わる」という教え方のため、教授する内容は定期的に入れ変わります。拳套機械、気功、理論等まんべんなく練習します。
個人の年齢、体質、性質に合わせ教えていきます。
月謝 8,000円/4回(週1回)
個人指導 10,000円/2時間
練習場所
中国在住のため、教室は休止しております。
帰国時の個人指導につきましてはメール、または電話よりご連絡ください

すべての動画
お問い合わせ
皆さまからのご連絡をお待ちしております。
個人指導、出張指導、グループ指導、子供クラスなど、ご相談ください。
+8613962512029
